屋根・外壁塗装工事例やおすすめしたい塗料(ペイント)のご紹介等お届けいたします。

八戸の泉塗装

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2022.07.27
カテゴリ:2022年
木部塗装工事(玄関庇)
お疲れ様です。
ヤスです。

今年は屋根塗装が多めの傾向です。

そしておそらく塗装業界あるあるかもしれませんが、

一度ある地域の現場が始まると、

一定期間その近辺の現場が立て続けにあります笑

物事にはなんでも流れ(傾向)が存在するものなんですかね?

さて、今日は玄関庇の木部塗装のご紹介です。

良い写真が撮れていなかったため、

施工前写真はありませんm(_ _)m

 
塗装後
 
塗装後(接写)

施工前の玄関庇木部は既に膜を形成するタイプの塗装が施されていたため、

造膜タイプの木材保護塗料『キシラデコールコンゾラン』を採用しました。

一般的に木材用の塗料には、

浸透タイプと造膜タイプの2種に分かれます。

浸透タイプは文字通り木材に塗料が浸透して内部に浸透層を作るため、

木目がそのまま表れます。

ただし、塗装対象の木材が古木の場合は吸い込みが激しかったり表面のくすみにより、

選んだ色によってはうまく発色できないことがあります。

また、外部木部の場合は紫外線にさらされているため、

長持ちさせるために3年前後のサイクルで定期的に塗装メンテナンスすることが肝要です。



造膜タイプは木肌の上に塗膜を形成するため、

木目が隠れてしまいます。

しかし膜を作って木材をしっかり保護できる、

木材の状態に左右されず出したい色を出せるメリットはあります。

デメリットとしては、次回の塗り替え時は剥がれかかっている場合が多いため、

剥離作業に多少手間がかかってしまうことです。



そのため、塗装対象物の立地、下地の状態、お客様の好みなどから、

どちらのタイプの木材保護塗料を使用するか選定する必要があります。

今回は、造膜タイプの塗装が施されていたため造膜タイプの塗料で施工しましたが、

天井面と垂木の色がはっきりと分かれていて格好よく、

見栄えの良さでも造膜タイプは引けを取らないと思います。
 
浸透タイプ塗装後(別現場)
 
浸透タイプ塗装後(別現場)接写

皆さんはどちらがお好みでしょうか??